-----------------------------------------------
平和が第一四半期業績発表、PGMH経常利益50億円
連結業績に貢献、平和通期予想は売上高2151億円
ムーンレイクGC市原コース電飾で幻想的に演出
-----------------------------------------------
パチンコ等の機器メーカで、ゴルフ場事業のPGMホールディングス㈱(PGMH、田中耕太郎社長、東京都港区)を完全子会社とした㈱平和(嶺井勝也社長、東京都台東区)は8月6日、平成28年3月期第一四半期(4~6月)の連結業績を発表した。
同期の売上高は475億38百万円(25・6%減)で、営業利益114億53百万円(40.6%減)、四半期純利益60億3百万円(47.2%減)の減収減益となった。
PGMホールディングス㈱は7月29日付けで東証一部上場が廃止となり、8月1日付けで平和の100%子会社になった。平和では8月6日に「上場廃止となった子会社に関する決算開示について」とし、PGMHの第一四半期業績を開示しており、それでは営業収益221億25百万円、営業利益50億52百万円、経常利益48億22百万円、親会社株主に帰属する四半期利益27億70百万円となっており、比較対象が異なるため前年対比は出していないが、ゴルフ場のM&Aや会員募集が好調で、PGMHが連結でも貢献する形となった。
㈱平和は、PGMHを連結子会社化する前の平成23年3月期と比べ、売上高はほぼ2倍、総資産額は約3倍に拡大。27年3月期の売上高はパチンコ・パチスロ機事業が売上高1213億円(利益343億円)、ゴルフ場事業748億円(121億円)等で、売上高は2千億円が目前となっていた。通期予想は売上高で2151億円(内PGMH796億円)を予定している。
PGMHは、非上場会社となったため、平和の連結決算での業績発表となったものだが、月別の利用者数・売上げ速報は継続する見込み。ゴルフ場事業はPGMグループで今後も情報発信する方針。
このほど報道関係向けに発信した「PGMだより8月号」では、「世界ジュニアゴルフ選手権 日本代表選抜大会」にPGMが会場提供や運営等の全面協力を行ったことを報告し、7月中旬の世界大会では日本代表が個人戦4部門、15~17歳女子団体戦で世界一になったことを伝えた。
また平和とPGMHが共同開催する男子トーナメントの「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」は1、2回の会場であった美浦GC(茨城県)から、3回目の今年は総武CC総武C(千葉県)で11月5~8日に開催されること、及び前売券発売が8月14日より全国のPGMグループゴルフ場及びプレイガイドで発売となるなど、前売券(5400円=各日共通券3枚)にはグループゴルフ場プロショップで3千円以上商品を購入すると千円割引となる優待券付きと案内している。
加盟倶楽部の動向としては、8月3日に東京GC(埼玉県)で開かれた関東倶楽部対抗で、決勝に参加して23倶楽部のうちグループで5倶楽部が占め、そのうち岡部チサンCC(埼玉県)が初優勝を果たしたと報告している。
さらに、ムーンレイクGC市原C(千葉県市原市)は、クラブハウス外観とコース内にイルミネーション装飾を施して話題という。イルミネーションを設置したのは、クラブハウス正面エントランスをはじめとするコース内外の4ヵ所で、計約3万3千球のLEDライトを使用して、夕暮れ以降、イルミネーションが「幻想的な光の世界」を演出するという。女性客中心に撮影スポットとしても人気で、facebook等のSNS機能で写真が拡散され、宣伝にも役立っているようだ。
ナイタープレーはスタート時間が午後2時30分以降で、最終はハーフ、1Rとも金曜から土曜・祝前日は9時まで、それ以外は8時まで。
プレー料金は税別で1Rが8千円から1万1千円、ハーフが4千円から5千5百円。
また同じPGMグループのアバイディングCGソサエティ(千葉県長生郡長南町)は人気のBBQをプレー後に楽しめるようガーデンテラスにBBQエリアを増設したという。イギリスの古城を移設したクラブハウス周辺が撮影等のロケ地としても人気と紹介している。
アバイディングクラブゴルフソサエティ の ゴルフ場詳細はこちら>>
総武カントリークラブ の ゴルフ場詳細はこちら>>
|