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明治ゴルフセンターの上代社長、10年来の念願と
練習場と連携、ジュニア等ゴルフを総合的サポート
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今年6月に本千葉カントリークラブを傘下とした㈱サンカジロ(上代修二代表取締役)グループは、このほどゴルフ場経営への進出や経営方針を明らかにした。
同グループが経営している練習場・明治ゴルフセンターで取材に応じた。同練習場が東葉高速線・八千代緑ケ丘駅から徒歩1分で、同鉄道が開通した平成8年頃から急速に都市化が進む好立地にある。
㈱本千葉カントリークラブの社長に就任した上代社長は、「昨年11月頃に本件の話があり、売買がまとまった。練習場は41年目。ゴルフ場は昭和47年頃、栃木県で開発を計画し頓挫したこともあった。その後10年前から探していて、長年の念願だった。本千葉CCは、ゴルフ場の周辺が住宅化し、大幅なコース改造はできないが、メンバーの了解を得ながらボールの飛び出し防止など安全面を最優先して一部改造に着手したい」と話している。
また理事長には上代代表が就任したが社長自身、アマチュア競技やKGAでジュニア委員を担当した経歴などから、「理事長は会員の中から選ぶのが理想。業界のレベルアップ、地位向上を目指したい」と、ゴルフ場運営の理想型を思い描いている。さらに、これまでのファンド運営で年間入場者が7万2千人を数える黒字経営に転換しており、「Izanamiのスタッフも継続雇用し、即座に経営方針に手を加えることはないが、黒字経営による安定運営を図りながら近隣住民と協調し、長期的視野で経営を行いたい」と説明、会員には従来のファンド経営から、地元のゴルフ業界専門の経営での安心感を与えたい考えだ。
また同グループではゴルフ場を加えることで、ゴルフを総合的にサポートする方針でコースレッスンの他、団体対抗戦やスクランブルゴルフなどゴルフを楽しめる様々な施策や近隣住民への散歩等への開放なども検討するという。
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