総武CCは9月28日、総武コースのクラブハウス新築計画の概要を正式発表した。
同CCは民事再生手続きを経て昨年6月にPGMグループ入り。再生計画の基本方針で、PGMグループは会員に「クラブハウスの再築」を保証しており、懸案事項となっていた。
発表によると、新ハウスは現ハウスのコース側にある練習グリーンや池などを撤去し、その跡地に建設。営業を継続しながらの建設で、全体が完成するのは平成23年11月となっている。スケジュールは、撤去する練習グリーンに代わる練習グリーンを今年10月から設備し、22年3月に新ハウス着工、23年2月に新ハウスプレオープン。同年3月には現ハウスの解体に着手し、8月に駐車場の設備を行い、11月のグランドオープンを目指している。
新ハウスは鉄筋コンクリートの2階建てで、床面積は1階が3302平方メートル、2階が1460平方メートルの計4762平方メートル。
「邸宅」をイメージした設計で、省エネや省資源・リサイクル性能といった環境負荷削減や快適性などに配慮したという。
具体的には、①軒の深い庇を採用し日射を遮蔽、②ガラスに特殊フィルムを張り断熱性能向上、③地中熱採用―などを実施するという。
この環境配慮もあり、国が進める建築物の環境評価の格付け「CASBEE」を取得予定としている。
また、女性施設の充実等の他に、現在は設置していないメンバー専用ロッカーを男性250台、女性36台を設けるとしている。
PGMは「会員や理事会の意見を取り入れながら、新築計画の内容を決めた」と説明している。
新ハウス設計は日建設計だが、施工会社については未定で、各社から見積を得る段階としている。
総事業費は現ハウス解体工事費や駐車場整備費を含め約20億円で、新ハウス本体の建設費は約18億円を見込んでいる。事業は会員の新規募集等を行わずに実施(現会員数は約4400名)、建設期間中に来場者に不都合をかけた場合は何らかの対策を講じるとしている。
ちなみに、現ハウスは同コースのオープン当初から使用し、すでに築45年で耐震にも問題を抱えていた。
なお、昨年3月に会社更生計画案が成立してPGMグループ入りした茨木国際CCについてもハウスを新築する計画で、来年度にも着手する計画としている。 |