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■2018-03-16 2019年新ゴルフルール、近代化で基準明確化


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R&AとUSGAが決定、ドロップは膝の高さから
グリーン上等での規則の緩和、紛失球捜索時間3分
スロープレー防止にレディーゴルフの奨励等も明記
OBやペナルティエリア措置でコース設定変わる?
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R&AとUSGAは3月12日、2019年から施行される新しいゴルフ規則を発表。JGAではその発表内容を和訳してホームページに載せるとともに順次、新規則文を和訳して紹介すると発表した。
http://www.jga.or.jp/jga/jsp/rules/news_detail_14688.html

R&A等では、規則の近代化ではいくつかの重要な変更を行い、多くの規則がより明確になるようにしたとしており、昨年3月に提案されていた規則変更点について、全世界から意見聴取を含めた大規模な見直し作業を経て、今月になって新規則を仕上げたという。

その中で意義深い訂正として次の4つを挙げた。

①「ドロップの手続き」
異常なコース状態やペナルティエリアなどから救済を受けるとき、ゴルファーは膝の高さからドロップする。

②「救済を受けるときの計測」
ゴルファーの救済エリアは1クラブレングスや2クラブレングスを計るために、プレーヤーのバッグの中で最も長いクラブ(パターを除く)を使って計測することになる。

③「2回以上打ったことへの罰の削除」
ストローク中の間に偶然に球を2度以上打つことへの罰打はなくなる(従来や変更案は1打罰)。

④「紛失球やアウトオブバウンズの球:ストロークと距離の代替案」
2019年からは新しいローカルルールを採用できるようになり、ゴルファーが2打の罰に基づいて球を紛失したり、アウトオブバウンズとなった場所の近くに球をドロップすることを認めることを委員会に許可している(プレーのペースなど倶楽部レベルで生じる懸念に対処。プロやエリートレベルの競技は対象としていない)

また2017年に発売された主要な提案では、
①パッティンググリーン上や球を捜索している時に偶然に球を動かしても無罰
②パッティンググリーン上からのプレーで球がホールに立っていて付き添われていない旗竿に当たっても無罪。スパイクマークやシューズ等による損傷を修理可能(パットの線に触れる罰はなし)
③ペナルティエリアでの規則の緩和(ルースインペディメントを動かしたり、地面や水に触れることの罰はなし)
④バンカーの規則の緩和(ルースインペディメントを動かしたり、手やクラブで砂に触れることへの罰はなし。バンカー内のアンプレヤブルの球については2打罰でバンカーの外から球をプレーすることを認める)
⑤ビデオによる証拠が後になって出てきたときもプレーヤーの合理的な判断が支持される「プレーヤーの誠実さに頼る」
⑥「プレーのペースの支援」紛失球の捜索時間(5分から3分に短縮)、ストロークプレーでの「レディーゴルフ」の積極的な奨励、ストロークをプレーするために40秒以上かけないことの奨励となった。

JGAの規則担当者は「紛失球やOBの措置は、委員会がローカルルールで隣ホールやブッシュ等をペナルティエリアと設定することで従来のウォーターハザードと同等の扱いとなり、日本特有の前進4打のような営業形態が必要なくなる可能性がある」と説明している。

またスロープレーを防ぐために準備が整った者からプレーするレディーゴルフの奨励やスロープレーに関する数少ない細かな禁止事項(飛球線の後方に意図的に立ちプレーヤーにスタンスを教えたり等)、キャディに関するグリーン上の措置の変更等も加えられたので、ゴルフ場にとっても新ルールは熟知して営業する必要がありそうだ。


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