昭和55年開場で京浜急行系列の市原京急カントリークラブは12月14日に開いた理事会で早期償還制度の導入と、償還により減少した会員の募集を行うことに決め、
同日から受付を開始した。
また22年1月末で会員権の名変受付を締め切り、同2月1日から会員権の名変を“廃止”することも併せて決めた。新規募集は正会員を252.5万円(入会金52.5万円、預託金200万円=10年据置き)、定員100口で行う。
募集総数は理事会で200口と定めており、1次募集締切後に2次募集も行う計画としている。
一方、早期償還制度は、預託金措置期間が満了前の入会後10年未満の既存会員を対象に実施。既存会員の預託金は200万円が主力で180万円~370万円まで5種類あり、償還率は入会1年未満
での退会で6割(180万円は110万円)、9~10年未満は96%(180万円は173万円)と1年当たり4%相当減額して償還する。
同クラブは規定通り、預託金の措置期間10年を経過した会員の退会償還を受け付けているが、名変を廃止するため、会員への便宜を図る。退会後の再加入も認めるとしている。
また、法人記名人変更や相続による名義変更は従来通りとし、平成17年1月2日から導入した終身会員(いわゆるOB会員)制度は、①65歳以上、②在籍20年以上-等の条件のうち在籍年数を10年以上に定めた。現会員数は正会員のみで10月末現在1571名。
かつては1800名強の会員が在籍していたが、退会償還により会員数が減少していた。
同クラブでは、「会員権相場が低迷しており、相場を消したかった。償還で会員が減少することが本意ではないが、満期に達しない会員にも早期償還することで会員に安心感をもってもらう。会員権相場が回復したら、将来的に理事会決定で名変を再開する可能性もあるが、
制度として“廃止”にした」と説明している。
同CCの会員権は直近まで100万円強で「売り」の注文が出ていた。
需要低迷期では少数の希望額が一人歩きしがち。
それだけに、今回の早期償還制度と名変廃止は、市場に一石を投じた形となった。 |